(わ・わ・わ情報誌3号)
子どもの発達について・
☆子どもの成長
子どもは、生まれてから3年間で体も心も目覚しい成長をします。
成長には一人ひとりの個人差があります。
☆子どもの発達が気になるとき
子どもは、大きくなってくると自我がでてきて、我がままをいったり、あばれまわったりして、親を困らせることがあります。
こうしたことは決してめずらしいことではありません。
でも、もし「ほかの子たちと違う」 「かかわりにくい」 「動作が激しい」といったことで気になったら、一人で悩まないで下さい。
しつけや生活環境とは別に原因があるかもしれません。
親や園で気になることがあったり、困りごとがある時、子どもたち自身も困り感を持っていることが多く、まわりの大人はそれに気づいてあげることが大切です。
☆早期に発見して、個性を伸ばす子育て
もし、発達の遅れや障がいがみつかっても、子どもの行動に理解を寄せ、その子にあった対応をし、応援すれば、 個性を伸ばし、周囲に合わせる力を育てることができます。
そのためには、早期発見が大切です。
☆育児はひとりで悩まない
自分の子育てが不安だったり、子育てに疲れたら、地域の保健師や園の先制など身近な人に相談をしましょう。
また、市で行っている乳幼児健康診査は必ず受けましょう。
健康状態はもちろん、発達の確認やいろいろな情報や知識の提供を行います。
お父さんやお母さんもお仕事などで忙しい毎日だとは思いますが、こういう機会に子どもとの時間をつくってあげてください。
健診では、日ごろの家や園とは違うお子さんの成長がみれると思います。
子どもを育てるのに大切なことは、子どものいる暮らしを楽しむことです。
いろんな情報にふり回されて神経質になったり、不安になったりしているお母さんが増えているように感じます。
お父さんやお母さんが子どもといっぱい触れ合って、もっと自然に子育てができることを願っています。
それが子どもにとっても発達の大きな力になるはずです。